Ore Note。

気なること、人生設計、メモ書き、日々様々なことを書き綴ってきます。要は個人的なノートです。出来れば日刊で。

日々の仕事に日報を

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皆さんは日々情報や知識をどのように取り入れておられるでしょうか。また、取り入れるだけ取り入れて、頭がパンクしていませんでしょうか。時代は情報社会と言われておりますが、頭に詰めすぎるのもよくないことですよね。

 
最近私は情報や知識を自分から積極的に取り込む意識をしております。しかし、取り入れるばかりで多くの情報や知識を忘れてしまっていることもちらほら。何か良い方法はないかと考え気付きました。
 
私の勤め先は日々日報を書きます。その内容は社内の全ての社員が見ることが可能なのですが、日報を通してあらゆる情報共有が行えるようになっております。この記事を見て下さっている読者様のお勤め先もそのような仕組みがあると思います。
 
そこで、日々日報を書いている私が普段感じたこと、気付いたことをメモしていきたいと思います。
 

◆振り返り→確認そして展開

日報を書く際、その日のタスク、案件の進捗などを振り返ります。一日を振り返ることで確認のタイミングが取れます。そして、確認することで思いつきや閃き、気付きを得ることが多いと感じます。このブログでも少し記事にしましたが、たった5分の習慣であらゆる選択肢が広がります。
 
習慣は日々の行動パターンであり、行動パターンが集まったのが習慣であり、人間なんだと考えます。習慣は大切です。しかし、そのまま習慣をこなすのは現状維持ではなく、衰退しているのではないでしょうか。新たに行動パターンを変え様々な発見をする。そのきっかけを自らで作る。それが振り返りという行いではないかと考えます。
 

◆情報共有→進行方向の確認

皆が日報を見れる環境というのは、つまり、日々の情報を共有出来る環境であるということ。それは、当たり前の環境であると言われればそれまでなのですが、全員が向いている方向を確認し、日々修正することが出来ます。
 
そして、チームリーダーが日報を更新することで、リーダーの意志、案件の進捗、指示なども日報を確認すれば事前に汲み取り行動することが出来ます。むしろ、企業を代表するリーダーが定期的に日報を更新することで、社内全体が同じ目を持ち、同じ考えを持ち、同じ方向を見据えて動けるのではないでしょうか。そう考えると、日々忙しくしているチームリーダーや企業代表者の僅か5分は、その企業の未来をも変えてしまうと言っても過言ではないと考えます。
 

◆所感を付け加える

日々の日報に業務報告や日々のタスクの確認だけではなく、所感を付け加えてみて下さい。所感を付け加えるだけで、より具体的に可視化する事が出来ます。所感の中身はなんでも構いません。その日の感想や、出来事に対しての考え、ここに自分の取り入れた情報などを盛り込むといいかもしれません。
 
私も日々更新して気付いたのですが、意外に自分のニーズというものは他からすると興味深い事柄であることが多いです。もちろん逆に考えると、他のニーズも自分からすると非常に興味深い事柄が多いです。
 

◆気を付けること→テキストは少なめ、画像を多く

当ブログはテキストが多いですね。多いというか、ほぼテキストですね。画像は頭に一つ必ず付けていますが、それ以外は全く付けていません。文字を書き始めたら止まらなくなります。書くことを忘れまいとズラズラ書き綴ってしまいます。
 
頭に画像を入れるのは、その記事のイメージを画像として保存する為です。私は記事を書き終えた後に画像を挿入します。画像を挿入してから記事を書くと、その画像に囚われた記事を書いてしまいそうというイメージがあるので、この記事はこんなイメージ!という想いで画像を挿入するのです。
 
画像を挿入して最後にタイトルを付けて終了という流れですが、タイトルは特別こだわりもなく、記事の中身をそのままタイトルにしています。タイトルは大切だと思いますが、それは読み手を多く抱えておられる方だけで、私は書きたいことやメモしておきたいことをそのまま文字起こししてますので、たいして考えておりません。好きなようにやっていきたいと思います。
 
ということで、当ブログは日報的にも、ブログ的にも、いろんな意味で悪い例と思ってて下さい。
 
それでは話を元に戻しますが、何故テキストを少なくするのでしょうか。やはり時間短縮がまずは一番の理由になってくると思います。テキストを読むスピードは人それぞれ違います。ですが、文字を画像に変換するだけで読み手側の時間が短縮される訳です。
 
次に、イメージのズレを無くすということです。テキストになると表現も受け取り方も人それぞれになってきます。例えば、次の文章はどのように捉えれるでしょうか。
 
「新しい商品の価格表を作成しました」
 
この文章は実際に社内で誤解され易い文章にありました。こういった類いの文章は次の2パターンで捉えられます。
 
パターン1
新商品の価格表が作成された。
 
パターン2
商品の価格表が新しく作成された。
 
いかがでしょうか。テキストを見るだけでは、人によって違いが生まれます。しかし、先程のように「新しい商品の価格表を作成しました」と書かれていた後に、価格表の画像があれば、新商品の価格表なのか、既存商品の価格表を新しくしたのかが一目見てわかるようになります。
 
画像は頭の中のイメージを絵として、視覚的に伝えることが出来ます。画像の作り方さえ間違わなければ、ムラ無く全体に素早く伝達出来る手段と考えます。また、同じく画像の作り方を間違わなければ、頭の中のイメージをより鮮明に伝えることも可能なのではないでしょうか。
 
 
 
私はこのブログのタイトルを「Ore Note」としておりますが、ローマ字ではなく読み易く直すと「俺 ノート」となります。そのままなのですが、「俺のノート」ということでこのタイトルにしました。要するに、日々の気付きや発見、自分の取り入れた情報をメモしていきたいという想いをこのタイトルに込めました。このブログは私のプライベート的な日報と言えます。
 
伝える側と伝わる側、この関係は非常に難しく、今現在の情報社会だからこそ重要な焦点になってくるのではないでしょうか。読者様も普段の意識の中に入れて頂ければと思います。
 
この記事を読んで下さっている読者様の参考になれば幸いです。
 
それではまたー。

「嫌われる勇気」

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今日のメモは2月に設定したやりたい項目「本を3冊読む」という行いから、実際に読了した本の所感をメモしておきたいと思います。

 

本のタイトルは「嫌われる勇気」。前置きとして説明しておくと、心理学の話が主となります。アルフレッド・アドラーの思想「アドラー心理学」について、哲学者と青年が対話するという、少し物語めいたとても読み易い本でありました。

 
それでは実際に中身の所感についてメモしていこうと思いますが、実際の本の中身についてはあまり触れずにおこうと思います。私の所感が参考になれば幸いですし、この記事を読んで下さっている読者様が手に取って読んで頂ければと思います。
 

◆アルフレッド・アドラー

私がこの本を読み始めたきっかけは単純に書店で目立っていたからです。ブルーの表紙にベストセラーの大きな文字、タイトル名が「嫌われる勇気」。本が好きな私からしてみると、全く興味の湧かないタイトルでも、やはり一度は手に取り目次を斜め読みしてしまうわけです。
 
最初に惹きつけられた点は「A・アドラーの思想」でした。アドラーという人物名を聞いてもピンとこない方は当然おられると思いますし、私もその中の一人でした。しかし、本にはこのように書かれていたのです。「あの『人を動かす』で有名なデール・カーネギー(D・カーネギー)にも多大な影響を与えたA・アドラーの思想」このフレーズを見て読書好きな方の興味が惹かれない訳はありません。私はこのフレーズから自然と中身に興味を持つこととなり読み始めることになるのです。
 

◆哲人と青年

中身は前述しましたが、ある哲学者とひねくれた青年とが対話する形式で話が進められます。私の個人的な印象として、まずタイトルには全く興味を持つことはありませんでした。なぜなら、私は当ブログでも何度も記述していますが、嫌われることに何か特別な想いや考えなどは持っておらず、それ以前に独りの状況から嫌われるという事情に遠い存在であるからです。
 
しかし、この「嫌われる勇気」の中身はタイトルだけでは掴みきれない内容が詰まっていると感じております。周りの環境や自分自身の思考に対してとても有益なきっかけを与えてくれる本ではないでしょうか。
 
それにしても、哲人と青年との対話は少し読み辛い印象もあったのが正直なところです。青年の設定がかなりオーバーな自分嫌いであること。哲人がかなり遠回しな表現で導いていく姿など、少し歯痒い印象はありました。
 
それも読者がしっかりと考え有益な物にしてほしいという作者様の意図があったのかもしれませんが、そこは私からするとあまり必要な要素ではなかったかなとは思います。
 

◆結果論と目的論

少し本の中身に触れますが、哲人と青年の対話の中に「結果論」「目的論」という単語が多く出てきます。
 
これは考え方の違いという話だけではどどまらず、しっかりとした理論立てがされており、A・アドラーの哲学の全体像というものが少しイメージ出来るのではないでしょうか。
 
この結果論と目的論は心理学上の話だけではなく、他の事柄にも応用出来ると思いますし、私の中ではこの理論立てされている内容は非常に有益なものだという印象があります。
 
そして、今後この本から学び得たものは自分の人生にとっても重要な思考回路であると感じました。
 

◆世の中はシンプルであるということの意味

最後にこの本から引用させて頂きますが、世の中は非常にシンプルである。ということです。この本をすでに読了されている方にはイメージ出来るかもしれませんが、対人関係や己の人生、今ある現状も過去も未来も全てが自分の選択から成り立つ事柄でるということを、深く掘り下げて伝えてくれています。
 
中には極端な例を挙げて説明されたりもしますが、そこもかなりわかり易く理解出来るものでした。
 
人のことは自分にはわからない。人の人生は自分にはどうすることもできない。諦めなさい。諦めれば横の繋がりができるものです。
 
このようなフレーズを見れば、だいたいの読者は悲観的なイメージを持つかもしれません。しかし、このフレーズはA・アドラーの思想の基にしっかりとした理論立てがされており、読者の理解を深めるフレーズになっているのではないでしょうか。
 
この記事を読んで頂いている読者様の参考になれば幸いですし、実際に手に取って読み、様々なイメージに触れて頂ければと思います。

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

本を読み漁りたい。

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2月中に私がやりたいことの項目に、本を3冊読むという目標を設定しました。しかし、私は現在5冊の本を読み、6冊目の半分あたりまで読み終えています。この時点で、2月中にやりたいことの項目の一つは達成されました。

 

◆本を読むという意識

特に本を読むだけでどうなるという訳ではありません。私は本を読むのが好きです。この一年、とことんまで本を読み漁りたいと考えています。
 
私にとって本を読むということは、それだけ本を読む為の時間を確保することに繋がります。時間をマネージメントしなければ本を読む時間を確保出来ないということです。そして、本を読むことにより、新たな歴史、考え、感情に触れ自分自身を向上させていこうというのが目的です。
 
どうせ上を見上げて突き進むのなら、好きなことで自分を向上させたいという思いから、本を読むことで今まで苦手意識のあった時間管理を同時に見つけていこうと思い考えつきました。
 
現在独りである私にとって、本という存在は良き友人そのものなのかもしれません。読書している時間というのは、本当に楽しく、心地の良い刺激を与えてくれます。
 

◆本を読むことへの考え方

四六時中本を読んでいると、周りの人々はある決まったセリフで私に問いかけます。「おすすめの本はありますか?」この質問は何度されたことでしょう。私にとって良い刺激や考え、あるいは、何らかの利益をもたらしてくれる本は確かにあるのですが、果たしてその本が万人にとって同じ効果を生むのかというと、そうではないというのが私の考えです。
 
本を読むという行いに対して、あるいは、読んでいる本から何を得るのか。自分をどのように導くのか。それを決めるのは自分自身だと思っております。
 
私としてはおすすめの本などは勿論自分自身が基準ですし、むしろ本を読むことに意味を感じないという方もおられると思いますが、私はそのような考えもその方にすれば正解だと思うわけです。
 
そんなことを言ってしまうと、最終的に全てが自分次第となってくるのですが、そこが本質であると私は思うわけです。
 

◆この想い、届け・・・。

このブログ内で本の所感をメモしていこうと考えているわけなのですが、はじめに私の本に対する意識や考え、本を読むという項目を設定した経緯についてメモしておかなければ、今後このブログ内で所感をメモする際に自分のメモの残し方や、読んで頂いている読者様の見方も違ってくると思いました。
 
要するに、私の所感が全てではありませんし、本に対して所感を述べておられる方はたくさんおられると思いますので、どんどん意見を述べて、どんどん意見を聞きたいと思うわけであります。
 
読む人によって様々な見え方がするというのは、本当に素敵なことですね。この想いがこの記事を読んで下さっている読者様に届けば幸いでございます。