Ore Note。

気なること、人生設計、メモ書き、日々様々なことを書き綴ってきます。要は個人的なノートです。出来れば日刊で。

堀江貴文「ゼロ」書評

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私は密かに堀江貴文さん(通称:ホリエモン)のファンであります。堀江さんのどこに惹かれて、何をきっかけにファンになったのかを語ると、一つや二つの記事では収まりません。一言で言うと「掴めない」そんなイメージが私にはあります。

 
言っていることややっていることは勿論自分の信念に基づいて、ただひたすらに爆進する。しかし、心は純粋な少年のような自由なイメージがあります。実際にお会いしたことはないのですが、私の中のホリエモンはそうできております。
 
今回は堀江貴文さんの「ゼロ」について、私なりの書評をメモしたいと思います。
 

◆お金が無かったわけではない

幼少期から事業を成功させるまで、決してお金が無かったわけではなかったそうです。起業される方や、富を築こうと志す方などには幼少期から貧乏で、お金に対して何かしらのコンプレックスをお持ちの方のお話をよく耳にします。
 
しかし、ホリエモンは幼少期から働くことを学び、お金を通じて成功する。自らの選択肢を持ち、進みたい道を選択し常にできる条件を模索しながら生きてこられた。そして、それを「苦」ではなく、「楽しい」という手応えを感じずにはいられなかったそうです。
 
私はホリエモンのこんな言葉が印象にあります。
 
頑張るや努力するのではなくて、「ハマる」のである。
 
この言葉こそホリエモンの真骨頂と言えるのではないでしょうか。
 

◆型破りの東大合格

幼少期から家に帰ってもやることが無く、辞典を読み更けていたホリエモン。さすがに自頭はいいです。小学生時代、テストも10分で終了。やることが無く、クラスの採点をホリエモンが行っていたほど。高校では普通の思春期を過ごし、退屈な日々から脱却を試みます。
 
親が特別お金を持っていた家庭ではなく、高校を卒業するにしても特別な理由がない限り、地元から通える大学を選択する羽目になると考えたホリエモン。逆に考えれば、特別な理由があれば退屈から抜け出せると考える訳です。その特別な理由こそ「東大合格」。
 
この選択肢もホリエモンからすると正当な選択となってしまう。とても面白いです。東大に行きたいと願って一生懸命になっても、願いが叶わない学生も沢山いる中、ホリエモンは暗記にハマり見事に合格します。まるで漫画のような話ですが、実現させてしまうホリエモンはやはり、私からすると神になる訳です。
 

◆東大も一つの選択肢というスケール

前述しましたが、ホリエモンはどうしても東大に行きたかった訳ではありません。単純に退屈な日々から抜け出したいという願望から、選択肢の中に東大合格があっただけのもの。見事に合格し、見事に落ちぶれ、見事に東大を辞める訳であります。
 
トントン拍子で我が道を駆け上がる訳ですが、そんなホリエモンにはある武器がありました。それがプログラミングです。特別プログラミングに固執していた訳ではなかったそうです。幼少期にPCと出会うのですが、PCに夢中になった挙句、自らが立ち上げたサイトを荒らされます。
 
そして、一度はPC熱から冷めたようですが、再び東大のお仕事求人で再会します。それまでは普通の思春期、落ちぶれた生活を過ごしますが、その求人情報を通じてPCと再会することで、全てが変わり始めるのです。
 

◆当然の思考、当然の選択。そして、一般とのギャップ

ここまで記事を読んで頂いている方がおられるのであれば、恐らくホリエモンのイメージは掴めるかもしれません。そうです。ホリエモンはいつだって自然体。力まずあるがままに己の行きたいと道を行くのです。一般からすると偉業に見えるかもしれません。しかし、ホリエモンにとっては単なる選択肢、そして、当然の選択肢だった訳です。
 
また、起業するという選択肢も、当然の選択になり、一般からすると、それもまた偉業と思わざるおえません。しかしシンプルな思考であり、本を読む限りでは一般の人間と何も変わらないと感じるのですが、そう感じさせてくれるのもホリエモンの味なのではないでしょうか。
 

◆企業後のスピード感

本にはズラズラと様々な事件、企業後の情景が書かれています。今だから語れることや、これからのことまで。私もこのあたりでは既に夢中になって読んでいました。とにかく、ホリエモンの感覚、嗅覚、思考が鋭い。そして、誰よりも速い。そのような印象があります。
 
Webビジネスはスピードが速いとよく耳にしますが、その先頭を行っていたホリエモンのスピード感というものは、かなり偉業だと言えます。そして、経営すること、金が金を生むことなど、こと細かに自らの実体験を通して語ってくれています。なによりも、ホリエモンにとってお金とは、昔も今もツールに過ぎない。そう感じました。
 
 
 
ここまでダラダラと書き綴ってきましたが、「ゼロ」についてはこの辺で。
まだまだ書きたいことはあるのですが、その内容は次の「我が闘争」でメモすることにします。
 
ご静聴有難うございました。
 
それではまたー